ようこそフィンランドへ [徒然と記す帳_]
5月24日、知人の主催するコンサート「はぎた雅子&カンテレーナ」に出かけてきました。ちなみにタイトルは、司会の方が最初に発したひと言。
コンサートは、フィンランドの楽器である「カンテレ」で様々な曲目を演奏するというもの。ちなみに「カンテレ」とはフィンランドの民族楽器で、その名を初めて耳にした方が多いのではないでしょうか。私も今日までまったく知りませんでした。
カンテレは「ハープのような」と表現される事が多いようですが、日本のお琴にも似ています。上から見た形は、1人で抱えられる程度の大きさの、グランドピアノのような形状。ふたは無く、弦がたくさん張り巡らされています。これをお琴の様に爪弾くのですが、真ん中に穴が開いているのはギターにも似ています。
音は、あまり大きな音が出ないようで、とても繊細です。古今東西の有名な曲を中心に、合奏で、あるいはソロで演奏をして頂きました。その演奏を聞きながら…
雪に閉ざされたフィンランドの冬。しんしんと降る雪に音は吸い込まれ、耳が痛いほどの静寂があたりを包む。暖炉の暖かい灯りに照らされた部屋の中で、カンテレを爪弾く父を囲むように家族が集まっている…
そんな情景が目に浮かぶ、心豊かなひと時を過ごすことが出来ました。
2009-05-24 20:29
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コメント(4)
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いやー。世の中には色々な楽器があるものですね。
「関テレ」かとおもいますた・・・_| ̄|◯
by ボンゾ (2009-05-25 20:20)
>ボンゾさん
ことえり&山葵辞書で「かんてれ」と入力し変換すると、最初に「関テレ」と出てきますね…
by ボーズ (2009-05-25 21:58)
水木しげるの本で「ヴァイナモイネンが大魚のあごの骨から
竪琴を作った」という話を読んだことがあるのですが、
この竪琴というのはカンテレのことなんでしょうね。
by チェルニー大尉 (2009-05-27 22:16)
>チェルニー大尉さん
ヴァイナ?モイネン?
なんだか北欧神話な雰囲気の名前ですね。
by ボーズ (2009-05-28 01:23)