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2009年10月号 [和庵だより]

公演三昧

 11月から12月にかけて、なごみ庵が関係するお芝居等の公演が目白押しです。秋から冬にかけて忙しくなりそうです。

◎「クラムド・キッチン」
  11月11日~15日
  東京 中野ザ・ポケットにて
 ・自宅で行われた家族の一周忌、そこで繰り広げられる家族と親戚の大バトル!
  なごみ庵のカナコさん出演です。
◎「法然と親鸞」
  11月15日~12月15日
  東京渋谷 青山劇場にて
 ・浄土宗開祖法然上人と、真宗開祖親鸞聖人の師弟を描く壮大なドラマ。
◎「金子みすゞ ひとり舞台」
  11月23日(月祝)
  神奈川 甚行寺にて 午後五時半
 ・私たち夫婦のライフワーク、詩人金子みすゞの生涯をカナコさんが演じます。
◎「パギやん ライブ&トーク」
  12月17日(木)
  なごみ庵にて 午後七時
 ・芸人三昧さん主催、なごみ庵をお使い頂いての初の開催です。
  唄う浪速の巨人ことパギやんの迫力のライブをお楽しみ下さい。

…ということで、ご興味のある公演がありましたら、ぜひぜひお問い合わせ下さい。


仏教のことば「善知識」

 上記の四公演のひとつ、「法然と親鸞」に注目し、今月の仏教の言葉は「善知識」です。

 ひと目見ると、なにやら人生の役に立ちそうな知識のように思えます。
「知識」で辞書を引くと、第一義として「知ること。認識・理解をすること。」と書いてあります。さらにその他の意味として「仏法を説いて導く指導者。善知識。」と書いてあります。
 つまり私たちが普段使っている「知識」とは全く意味が異なり、私たちを仏法に導いてくれる師、それを善知識と呼びます。真宗の開祖親鸞聖人にとって、法然さまは絶大の信頼を置く善知識でありました。


 さて、三帰依文という各宗派で読まれている文がありますが、前半にこのような事が書かれています。

 人として生まれるのは稀な事であるが、この度私は人として生まれることが出来た。そして仏の教えに出遇う事は稀な事であるが、この度私は仏法を聴く縁に恵まれた。
 この好機に悟りを開かないのであれば、いつ悟りを得るのであろうか。


 人として生まれたからには、ただ欲求の求めるままに生きるよりも、善知識を得て仏法を聴き、精神的により豊かな人生を歩みたいものです。

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コメント 4

白牛

こんにちは!

>三帰依文
礼賛文では?

大活躍のご様子ですね。
今度の布教伝道研修もお越しになられますか?
私は今年の説教も残すところあと2回
こっちも大いに刺激になります。


by 白牛 (2009-11-15 08:47) 

ボーズandカナコ

>白牛さん
いつも読んで下さり、ご指摘下さり、有り難うございますm(_ _)m

勤行聖典の冒頭に礼讃文がありますが、1行目から「自ら僧に帰依(中略)一切無碍ならんことを。」までが三帰依文、それ以降の「無上甚深〜〜」の部分を開教偈と言うのだそうです。

私も「礼讃文・三帰依文・開教偈」の区別がついていなかったのですが、つい先日津のW山さんと話して調べました(^_^)
by ボーズandカナコ (2009-11-15 13:25) 

白牛

知らなかった!
言われてみればそうですね。
ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。
by 白牛 (2009-11-15 16:40) 

ボーズandカナコ

>白牛さん
仕入れたばかりの知識が役立って、嬉しいです(^_^)
by ボーズandカナコ (2009-11-15 21:48) 

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