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『怖れを手放す』読了 [カウンセリング]

久々にカウンセリング系の書籍を読了しました。さてこの本、サブタイトルは「アティテューディナル・ヒーリング 入門ワークショップ」です。

『怖れを手放す アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ』
水島広子著 星和書店
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なぜこの本を読んだかというと「全国青少年教化協議会」という仏教系財団法人主催の、東日本大震災支援・トラウマ対策講習会の事前資料として送られてきたもの。

最初は「アティテューディナル…? なんでもかんでも横文字使えばいいってもんじゃあないぞ!」とガンコ親父のような思いを抱きました。が、本文中に「日本語に訳すと『こころの姿勢を自ら選ぶことによる癒し』となってしまい、意味が変に伝わるよりは伝わらない方がまだマシ」という意図があるのだそうです。

私もひと通り読んではみたものの、漠然としかつかめません。ただ、今まで学んでいるカウンセリングは「相手の話をよく聴く事」と「相手の思いを受け容れる」ことが大切だと言われていますが、これは疲れる事です。

時々いらっしゃる相談者に対しては良いのですが、例えば被災地で連続してお話を聴くとなると、おそらく長くは保ちません。そんな時にアティテューディナル・ヒーリングの聴き方は役に立ちそうだと言う印象を受けました。

簡単に言えば、真正面から受け止めるのではなく、かといって単に聞き流すわけでもなく、ちゃんと聴いていながらも受け止め過ぎない聴き方、という感じでしょうか……なにを言ってるか分からないですよね(苦笑)。


で、この本の著者は以前に衆議院議員もされていた精神科医の水島広子先生。トラウマ対策講習会の講師も水島先生でした。
4時間の講習・ワークショップを受けたのですが、結局はっきりとは掴めなかったのが残念でした。自分がアティテューディナル・ヒーリングの聴きかたが出来ているのかどうか…出来ているような気もするし、ダメな気もするし…難しいです (-_-;) 

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