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青年会 仙台復興支援その2 [東日本大震災]

初日の活動は果てしの無い作業で、非常な無力感と疲労感を感じました。翌日も同じ作業の予定でしたが、強い雨が降る予報でしたので、内容変更となりました。

途中参加のメンバーも合流し、人数も増えたので3班に分かれます。私の班は午前中に仙台別院ボランティアセンターの清掃、午後は仮設住宅の集会所でお茶会・傾聴活動です。

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本願寺派仙台別院の境内には幼稚園の建物があり、たまたま今年の3月いっぱいで閉園(大震災とは関係ないそうです)で、その建物をボランティアセンターとして使っています。

私たちは宿泊所となっている部屋の清掃を行いました。私たちはほんの数日しか滞在できず、微力にもなりません。しかしここには数週間から1ヶ月以上滞在し、復興支援に心血を注いでいる方がおられます。その方たちが帰ってきた時、少しでも綺麗になったと喜んで頂きたい、そんな思いで一所懸命に掃除をさせて頂きました。


予定通り午後は傾聴活動です。
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宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区の方が入居している仮設住宅。まだ出来たばかりで、綺麗な建物でした。

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その集会所で、毎週木曜日にお茶会・傾聴を行っているそうです。手前が傾聴エリア、奥が編み物教室エリアで、編み物がひと段落した方がお茶を飲みにいらっしゃいます。

話し好きな方、寡黙な方、様々ですが、どの方も大切な家財や家族や知人を失う経験をしておられます。
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辛い思いを少しでもお聴きできたのでしょうか…
(私の後頭部が写ってますね)


同日、別動隊は気仙沼市に物資を運びに行きました。
現地に行く前は「ほぼ全ての方は仮設住宅に入り、気持ちはともかく生活は落ち着いてきているのだ」と思い込んでいました。しかし場所によっては買い物が出来る場所が遠く、日々の生活に困っている方も今だにいらっしゃるのです。その方たちに、衣服やお米などを届けてきたそうです。

支援物資を届けると同時に、何が必要かも聞いてきたようです。
「仮設住宅に入居して、新品のコンロはあるけど鍋が無い」など、行ってみなければ分からないニーズがあったようです。


翌日は、遠方に帰る方もいるので復興支援活動は出来ず、全員で石巻市を視察しました。傾聴活動中心のメンバーの中には、津波に襲われた地域を初めて目の当たりにした者もいて、息を呑んでいました。


以上、ほんの数日でしたが、仙台での復興支援活動でした。

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