「最高の人生の終わり方」初回、2回目 [その他色々]
録画しておいた「最高の人生の終わり方」2回分を見ました。
物語は、居酒屋チェーン店のエリアマネージャーを演ずる主人公、山下智久さん。彼がお店の店長の自死や父親の死など突然の出来事に巻き込まれ、毛嫌いしていた実家の仕事=葬儀屋さんを継いでいくというもの。
若手の俳優・女優陣を、山崎努さん、蟹江敬三さん等シブいベテランが支えていました。
細かいストーリーはともかく、必然的に葬儀のシーンが多くなるわけです。で、主人公の父親の葬儀シーンで非常に気になる点を発見。
まず読経、聞き覚えのあるお経で、浄土真宗本願寺派の読経です。
で、見えにくいですが白木の位牌には没年月日の他に、小さな2文字と大きな6文字が書いてあります。
法名 貫義院釋照榮浩 大
と書いてあるようです。最初の3文字は院号、お寺を熱心に支えて下さった方に送られるもので「貫義」は義を貫くと書いてあるのですから、真面目で頑固な人柄が偲ばれます。
釋は「お釋迦さま」の釋で、浄土真宗の場合は必ず付きます。
「照榮」は、商売をしていたお家ですので、それを明るく栄えさせた方。
「浩大」は、俗名の「浩太郎」から一文字とって、それに「大」を付ける。浩も大も「おおきい・ひろい」という意味ですから、人格や存在感の大きさを表しているのでしょう。
ただ、なぜか「大」の文字が少し離れて書いてあるのが変な感じです。
で、気になったのは火葬も終わり家に戻ったシーン。お骨箱の横に置いてある白木の位牌が…
法名 貫義院釋浩大
と変わっているのです。通夜葬儀で決まっていた法名が変わるのはまずあり得ない事なので、撮影時に何かトラブルがあったのでしょうね (^_^;)
その後の、バナナマン設楽さん演じる店長の葬儀、また通り魔に刺された青年の葬儀は真言宗でしたね。戒名はよく見えませんでした。
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