久恒啓一先生 [徒然と記す帳_]
なごみ庵にとって色々ご縁の深い横浜中央木鶏クラブさん。毎月ご講師をお招きして勉強会をしていて、時々参加させて頂いています。今月のご講師は久恒啓一先生、多摩大学の教授だそうです。
行こうかどうしようか、今日の先生はどんな方かな…とネットで検索すると、先生のHPを発見。ランダムで表示されるであろう「今日の格言」が親鸞聖人の言葉だったのをきっかけに、行くぞ決意。
お話の要旨は2点。
まずは、思考のために図解を用いるべきである、という事。文章を図解する事によって、気付かなかった矛盾点に気付いたり、物事の大小や関連性に気付ける、というもの。
法話って資料はあまり用いず、せいぜいホワイトボードぐらいしか使いません。聴いて頂いた方に後で話を聞くと、言いたかった事がちゃんと伝わっていない事が多々ありますので、図解資料を使った法話なんてのも良いかもしれません。
もう1点は、先生が7年ほど前からライフワークにしている、全国各地の人物記念館巡り。そこで得た思いや事柄をお話して下さいました。特に今回は、聴講者に年配の方が多いだろうという事で、テーマは「遅咲き偉人伝」(同名の書籍も出版されています)でした。
でも、遅咲きとは言っても青年〜壮年時の積み重ねが大切ですよね。それが無いのに、老境に至って急に開花・成長するなんて事は考えにくいですから。
自分は今はまだ、下積みの年かなぁ……
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