真宗文化センター講演会 [その他色々]
法事とお通夜の合間を縫って、僧衣をまとって新橋の歓楽街を抜けて講演会場に。この街に衣姿の僧侶は似合わないぜ、と思いつつ歩く。
さて、真宗文化センターは、筑波大学名誉教授の今井雅晴先生が代表を務め、親鸞聖人や恵信尼公についての研究や講演を行っています。
今回のテーマは『吉水草庵での親鸞の「信心」と恵信尼の「信心」』と題されていて、これは聞かないわけにはいきません! 今週3つ目の研修/講演、頭がパンクしそうです(苦笑)
講演も非常に興味深く拝聴しましたが、その後の懇親会で今井先生とお話し出来たのが大きな収穫でした。まず、私たちの朗読劇「恵信尼ものがたり」をご案内出来た事がひとつ。
それと『恵信尼公のお手紙に「千部読誦」と「高熱にうなされる」話が出てくるが、これは特に印象深かったから娘に伝えようと思ったと考えられる。それはつまり、恵信尼公は夫・親鸞聖人の信心をかなり深いレベルで理解していたという証拠であろう』というお話しには体が震えるような気持ちがしました。
やはり恵信尼公あっての、親鸞聖人のご生涯だったのではないでしょうか。夫婦生活、家庭生活を通してこそ、法然上人から受け継いだ念仏の教えを深められたのだと思います。
今井先生が、語る「信心」は如何なるものでしょうか?
親鸞聖人の「信心」と恵信尼公の「信心」は如何なるものでしょうか? 合掌
by 念佛カラテ道場 (2012-09-10 02:21)
>念佛カラテ道場さん
今井先生は歴史学者なので信心の内容というより、状況から見て恵信尼公の信心は聖人の信心に迫るものだったろう、という感じですかね。
by ボーズandカナコ (2012-09-10 07:59)
そうですか…そうですよね。今井先生は歴史学者です
ものね。「信心」のご領解をお訊きできればと思ったんです
が…
真宗文化センターは歴史学的に研究するところなんですね…
承知致しました。 合掌
by 念佛カラテ道場 (2012-09-10 08:25)
>念佛カラテ道場さん
もちろん今井先生は信心にもお詳しいと思いますが、やはり講演では歴史的な内容が主のようです。
by ボーズandカナコ (2012-09-10 12:27)