未来の住職塾 サンガの集いin広島

未来の住職塾 卒業生の集いが、初めて関東を離れ広島の地で行われました！

http://www.oteranomirai.or.jp/juku/regular_course/

前日夜に広島入りし、まず朝のオプショナルツアー。

原爆ドーム前に集合し、慰霊塔で超宗派僧侶での勤行から始まりました。

広島平和記念資料館を見学したあと、最初の会場は曹洞宗 普門寺さま。

料理僧、臨床心理士など多岐にわたる活躍をされている吉村昇洋さんが副住職を勤めるお寺です。

http://www.zen-fumonji.com

開会式のあと、お寺全体を見学。

特にこだわって作られた厨房と、隣の和室は和モダンな作りで、みな興味深くジロジロ（笑）拝見しました。

そのあとは坐禅堂に移動し、吉村さん指導のもと正式な坐禅作法を教わります。盛りだくさんの１日なので、時間が短いのが残念でした。

２ヶ所目は浄土宗 妙慶院さま。一級建築士としての顔も持つ加用雅信さんが住職を勤めるお寺です。

以前にお会いした時「ウチのお寺はビルで…」とおっしゃっていて、どういうことか理解してなかったのですが、実際に行ってみて納得しました。

http://www.wajun.or.jp

第１会場から歩いて移動すると、１階にドラッグストアが店舗を構えるビルに入っていきます。

「あれ？ お寺に行く前にお昼ご飯かな？」と思いつつ２階に上がると、フロアー全体がほぼ１間の広大な空間。舞台のような場所には祭壇がしつらえられています。また、３階は本堂と納骨堂になっていました。

そこでようやく「ウチのお寺はビルで…」という意味を理解しました（ビックリして写真撮るのは忘れました (^_^;) ）

お寺見学のあと、参加者１人１人に木魚が渡され、ハイペースでお念仏を称えながら木魚を打ち続けます。浄土宗と浄土真宗、どちらもお念仏を大切にする宗派ですが、浄土真宗ではこれほど長い時間、お念仏を称え続けることはありません。初めての浄土宗お念仏体験でした。

３ヶ所目は真宗大谷派の超覚寺さま。「自死・自殺に向き合う僧侶の会」でもご一緒している和田隆恩さんが住職を勤めていらっしゃいます。

http://www.namuamidabutsu.com

実は１１月に「恵信尼ものがたり」の公演でお参りさせていただくことが決まっています。ですので他の方とは違う目線で本堂の様子を確認しまくりました (^_^;) 

こちらでは、超覚寺さんの寺業計画書（住職塾の卒業課題）を読み、和田さんの説明を聞き、そしてみっちりと質疑応答の時間に入ります。住職塾を卒業し、自坊で実践している僧侶たちです、ビシビシと質問や提案が飛び交いました。

そのまま閉会式となり、場所を変えて懇親会。

私は終電で帰るため、無い後ろ髪を引かれながら広島を後にしました (T_T)