真言宗智山派 寺庭婦人グリーフケア講座 [その他色々]
先日オサレな街、都心の虎ノ門に行って参りました。
右側の高層ビルは虎ノ門ヒルズ。
…に行ってきたんじゃなく、左側のビル。5〜7階建てぐらいでしたでしょうか。
こんな都心のビル、なんだと思います?
実は…
真言宗智山派の東京別院、真福寺 智山伝法院さまです!
こんな都心のビルがお寺とは…びっくりポンです!
こちらで智山派の寺庭婦人(住職や副住職の奥さま)向けの講座、「喪失の悲しみと どう向きあうか グリーフワークとグリーフケア」の第4回・第5回の講師としてご依頼をお受けしたのです。
住職や副住職の奥さんの呼び名、宗派によって色々です。
寺庭婦人、大黒さん、浄土真宗では坊守(ぼうもり)と呼びます。
お寺というものは、もちろん住職が大黒柱です。
けれど実際の運営では、住職の奥さんが要になるのです。
住職にはなかなか悩みや本音を打ち明けづらい方も多いのですが、奥さんだったら少し気軽に話しかけられる、悩みを打ち明けられる、そういった方が多いのです。浄土真宗に「寺は坊守で保つ」という言葉もあるぐらいです。
親しみを感じられ、悩み事を聴いてくれる奥さんが居てくれれば、そのお寺は人々の心やすまる場になります。
反対に、ブランド好き・外出好き・旅行好きの奥さんでは、人の心は離れていきます。
今回の講座はこちらの講堂で、智山派の奥さまたちに「死の体験旅行」を実施しました。
もし自分が命を終えるとしたら、どんな気持ちになるのか……それを感じて頂き、死別の悲しみを抱えるお檀家さんたちに相対して頂く。そのための講座でした。
次回は来年1月、充実した講座になるよう一所懸命に準備したいと思います。
2015-11-19 22:00
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