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2016サンガの集いin四国その2 [その他色々]

1日目の超宗派法話会に引き続き、2日目は善通寺さまの境内案内、さらにお坊さんは意外と未体験な お遍路体験です。

まず朝5時30分から善通寺 御影堂で行われる朝のお勤め(読経)と法話に参加。善通寺には宿坊もあり(私たちも宿泊しました)、早めに遍路に出立する方が多いので、お勤めも早朝なのでしょう。

読経の後は館長猊下直々のご法話もありました。「猊下」などと言うと難しい離しをされるのかと思っていましたが、主に遍路で出逢った方々とのエピソードをお話し頂き、それがとても心に響きました。浄土真宗は修行の無い宗派ですが、遍路で歩くことに利益が功徳があるのだな、と感じずにはいられませんでした。

豊かな時間だったのですが、読経に法話にと長い時間正座をしましたので、正座が苦手な私はすっかり足がしびれ、久々に生まれたての子鹿状態になりました(笑)。でも他のメンバーは流石お坊さん! スッと立ってスタスタ歩いていきます。お恥ずかしい…

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お勤めと戒壇巡りを終え、朝食へ。特に精進料理ということではありませんでした。ちなみに右上の小鉢に高野豆腐が3つありましたが、1つ食べた後で撮影しました (^_^;) 

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その後、午前中はじっくりと境内をご案内頂きます。驚いたのは真言宗のお寺なのに、法然上人(浄土宗 開祖)に関する石塔と、親鸞聖人(浄土真宗 宗祖)に関する「親鸞堂」という建物があることです。

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そして木造建築として日本で3番目に高い五重の塔。なんと解錠し、2階まで上らせて頂きました。小さく写っている私たち、見えますか?

建物の中には心柱と呼ばれる上から吊られた柱があります。諸説ありますが、この柱のお陰で地震に強いとも言われています。1階にはその心柱の四方に4体の如来像が配され、護持しています。驚いたのは阿弥陀如来が普段のお姿ではなく、大日如来のような宝冠をかぶり、孔雀の上に座していること。いわゆる孔雀明王と同じようなお姿をしていたことです。これは本当に驚きました!


実は境内案内中、ずっと強めの雨が降っていて……主催者としては遍路体験を中止にすべきかどうか悩みに悩んでいました。しかしいざ出発というタイミングになると雨が止み、とても有り難かったです。

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遍路体験は、まず善通寺よりタクシーで72番 曼荼羅寺へ。そこからは徒歩で坂道を上り73番 出釈迦寺、しばらく田園風景の中を歩いて74番 甲山寺、そこから75番 善通寺に戻る途中で讃岐うどんを頂くというルートです。大ざっぱな地図も用意しました (^_^;) 

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各お寺では、皆で般若心経をとなえます。浄土真宗では用いないお経なのですが、超宗派の集まりがあると必ずと言っていいほど般若心経なので、最近私も暗記しておきました。

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汗をかきながら歩き、美味しいうどんを頂き、善通寺さまに戻って閉会式。
準備が大変でしたが、とても充実した2日間になったのではと自己満足にひたりました(笑)。

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帰り道、近くのサンガメンバー、片山さんの源正寺さまをお参りさせて頂きました。
四国ツアーの最後に、ここがおもてなしの地 四国であることを感じさせるお母さまのホスピタリティにホッコリし、帰路に着きました。

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