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座間9遺体事件について 毎日新聞にコメント掲載 [その他色々]

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10月末に事件が発覚し、日本中を震撼させた「座間9遺体事件」。いまだ被害者の身元判明も進まず、経緯や動機も判然としていません。人間は未知なもの、理解できないものに対して恐怖を抱きますが、私自身も報道を見るたびに恐怖心が湧き上がってきます。

各メディアによる報道が続いていますが、11月4日の毎日新聞「くらしナビ」欄(神奈川では11面)には、希死念慮者に対しての記事が掲載され、その中で自死問題に関わる者(「自死・自殺に向き合う僧侶の会」共同代表)としてインタビューをお受けいたしました。

同じくインタビューを受けたのは、若い女性を支援する「BONDプロジェクト」橘ジュンさん、それと私と同じく僧侶で「京都 自死・自殺相談センター Sotto」の竹本了悟さん。


私のコメント部分を一部紹介させて頂きます。
・「死にたい」という言葉には、続きが隠されている。「ほどつらい」だ。
・僧侶に無料で悩みを相談できるサイト「ハスノハ」にも、自殺願望をつづった投稿は少なくない。
・(自殺は)自分の役割と真剣に向き合った人が、抱えきれなくって行き詰まってしまい、自殺に至るケースが多いのです。
・もし目の前に死にたい人がいたとしたら、「諸行無常」という言葉を伝えたいという。「物事は移り変わってしまうというネガティブな意味で捉えられがちですが、すべての物事は変化します。あなたの辛い状況も変化していく、そう信じています」

SNSに「死にたい」と書き込む層と新聞購読層はあまり重ならないかもしれませんが、誰かを/何かを通じて私たちのメッセージが伝わることを念じています。

自死・自殺に向き合う僧侶の会 http://www.bouzsanga.org
お坊さんQ&A ハスノハ http://hasunoha.jp
BONDプロジェクト http://bondproject.jp
京都 自死・自殺相談センター Sotto http://www.kyoto-jsc.jp

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