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マナビー鶴見さんで講演 [その他色々]

思いがけず「障害者の就労支援施設」であるマナビー鶴見さんから講演の依頼をいただいたのは先日お話しした通りです。
https://manaby.co.jp

提示していただいた日程がちょうどお彼岸中の土曜日でしたが、たまたまポッカリと空いていたのでお伺いさせていただくことになりました。

毎週土曜日に行っている「サタレク」という2時間の枠で、職員さんがいろいろとプログラムを考えたり、時には外部から講師を招いたりと工夫をしていらっしゃるようです。


この施設の利用者は主に精神の不調や障害をお持ちの方たちで、そういった方に対してどのようにお話しすれば良いのか、何を話せば良いのか、かなり悩みました。
でも浄土真宗本願寺派の金沢別院での法話「適当に生きるススメ」の記事をご覧になっての依頼ですので、その時のことを思い出しながら準備をしてまいりました。

日本人は非常に真面目な人が多いと感じます。
大災害があった直後もスーパーにちゃんと並ぶ人々。
大きなスポーツイベントで試合後に掃除するサポーター。
美談として語られ、日本人の長所でもありますが、しかし真面目すぎるがゆえに自分を追いつめてしまう方も多いと感じます。

だからこそ「テキトー」ではなく「適当」を少し意識してみてはいかがでしょう?
ザックリ言うとそんなお話しでした。

2019921 #2_190921_0003.jpg
参加者は少なめだったものの、皆さん一所懸命に聴いてくださいました。
最初は反応がほとんど無かったので「自分スベってる!?」「全然伝わってない!?」と焦りましたが、話しているうちに反応は小さいものの真剣に聴いてくださっていることが分かってきました。

その感覚が間違っていなかったことが分かったのは終了後。
事前に職員さんに「希望者がいらしたら講演後に質問や相談をお受けしますよ」とお伝えしておいたのですが、次々にお見えになりました。

一回お話ししただけで何か大きく変わるわけではありませんが、ほんの少しでも心に響いてくれたとしたら嬉しいです。


マナビー鶴見さんの記事
https://snabi.jp/facility/18732/blog_articles/12671

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