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世界平和願いの祭典 プレイベント [その他色々]

2020年のオリンピック・パラリンピックの応援プログラムとして正式に位置づけられている「世界平和願いの祭典」のプレイベントが、約1年前となる2019年9月17日、本番と同じ築地本願寺を会場として開催されました!
http://www.worldpray2020.jp

さまざまな宗教や仏教各派が合同で法要などを執り行うという日本ならではのイベントです。
仏教界としては未来の住職塾サンガが関わっていますが、神道・キリスト教・イスラム教・ユダヤ教と、よくこれだけの宗教者が一堂に会したものだと驚きました。

登場順に並べると…
・神道チーム
・浄土Aチーム(浄土宗・浄土真宗)
・キリスト教 プロテスタントチーム
・密教チーム(天台宗・真言宗)
・ユダヤ教(お1人の参加)
・禅チーム(曹洞宗・臨済宗)
・キリスト教 カトリックチーム
・浄土Bチーム(浄土宗・浄土真宗)
・イスラム教チーム
・日蓮宗チーム

日本での開催ですから自然と仏教チームが多く、また浄土系は人数が多いのでA・B2チームに分かれましたが、どうでしょうこのゴチャ混ぜ感!
前にも書きましたが、日本以外でこうした行事を開催できる国はそう多くないのではないかと思います。

ここからは写真とともに印象的なシーンをご紹介します。

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祭典のポスター。
制作は浜崎あゆみさんのCDジャケット制作を手がける原神一さんによるもの。

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築地本願寺の境内に建てられた仮設テントが会場になります。
夏が戻ってきたような暑さで大変でした (>_<)

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私も初めて拝見したユダヤ教の宗教者。
お1人の参加で、祈りの言葉を唱え、通訳さんが日本語で伝えるというスタイルでした。

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カトリックの神父さま。
聖歌のコーラス隊を20名ほど連れていらして、お寺の境内に賛美歌が響きました。

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密教チーム、写真は真言宗の法楽太鼓。
手前の扇風機を写してしまう私のセンスの無さが光る一枚です。

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禅チーム。
前半は坐禅、後半は折本のお経をバラバラとめくる転読という、「静と動」をテーマにした法要。
導師の「喝ッ」の大音声が境内どころか築地中にも響き渡りました。

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印象的だったのはイスラムチーム。
3名の登場で、日本人男性2名、エジプト人女性1名。
エジプトの方は日本語が堪能で、イスラム教の基本的なことや、女性の立場などについて教えてくださいました。

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特に印象的だったのは、ある時は3名で、ある時はソロで唄われたイスラム教の聖句。クルアーン(コーラン)の一節のようですが、とても哀愁の漂う切々とした歌声です。
その歌声がインド風建築である築地本願寺、しかも夕日の時間帯だったので雰囲気が高まり、「あれ、自分いまイスタンブールにいるんだっけ?」と錯覚するほどでした。

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最後を飾るのは日蓮宗チーム。
他の仏教チームが宗派混成なのに対し、このチームは日蓮宗の僧侶のみで構成されているので法衣や儀式作法に統一感があります。

大きな団扇太鼓の音とともに真っ白な衣の日蓮宗僧侶が入場し、見学の人々を取り巻いて大音声での読経、散華、そして木剣加持と、もう言葉では表現しきれないほどの大迫力の法要でイベントは終了しました。


プレでもこれだけ力が入ったのですから、来年の本番はどうなるのか今から楽しみです。
2020年7月18日(土)・19日(日)、皆さん今から予定を空けておいてくださいね!

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ユニコムプラザさがみはら [その他色々]

「相模原市立 市民・大学交流センター ユニコムプラザさがみはら」さんで講演をさせていただきました!
https://unicom-plaza.jp/schedule#post-7256

この施設では2013年から月に2回ほどのペースで、多彩なジャンルの講師を招いて講演会を重ね続けています。
今回で180回目ぐらいだと思いますが、初のお坊さんとのこと。担当の方と相談して講題は、『「死」を通して考える「生」~お坊さんのホンネ~』といたしました。

予約不要なのでどれだけいらっしゃるか、フタを開けてみなければ分からないのですが、当日行ってみると「今までにないぐらいチラシが出ています!」とのこと。
その言葉通り、私が到着した1時間ほど前からすでに席に着いている方がいらして、徐々に参加者が増えていくに従って職員さんが椅子を増やします。
sml.20190914_142100611.jpg

最終的には94名の参加者になったそうで、回によってかなり人数の増減はあるものの、歴代で見ても参加者の多い回になったそうです。やはり初の坊さんというのが珍しかったのでしょうか、盛況で良かったです。


話の内容としては、普段はあまり触れにくい話題である「死」について真正面から考えていきましょうというもの。
最初に自己紹介をして、その後の構成は…
1:死について考えることの大切さ
2:具体的に死をどう考えるか
3:仏教では死をどう捉えているか
こんな流れでお話しをさせていただきました。

あっという間の1時間。
最後は時間が足りなくなり、ちょっと駆け足になってしまいました。

終了後は質疑応答。
さらに4組ほどの方から個々に悩み相談もお受けしました。
普段ですと1〜2時間はかけてじっくりお話しを伺うのですが、相談希望の方が並んでくださっているのでそうもいかず、15分ずつぐらいお話しに耳を傾けました。

終わってみると、質疑応答とご相談で1時間ちょっと。
講演そのものと同じぐらいの時間が過ぎていました。

なんだか帰りの電車でヘロヘロしてしまったので、思ったより疲れていたのかもしれませんが、充実した時間を過ごさせていただきました (^人^)

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2019年9月の法語 [月々の法語]

わがこころよければ往生すべしとおもうべからず
You should not think that you deserve to attain birth because you are good.
スクリーンショット 2019-09-09 09-09 22.51.31.png

今年の法語カレンダーは親鸞聖人のさまざまな著書から言葉が引かれており、9月は親鸞聖人のご消息(お手紙)からの一節です。

<解説>
長い手紙で、親鸞聖人が83歳の時に笠間(現 茨城県笠間市)の門弟から寄せられた質問に答えたものになります。まず最初に自力の往生と他力の往生の違いについて記されています。

そして今月のカレンダーの言葉が含まれる「しかれば、我が身の悪ければ、いかでか如来迎えたまわんと思うべからず、凡夫はもとより煩悩具足したるゆえに、悪きものと思うべし。また我が心良ければ往生すべしと思うべからず、自力の御はからいにては真実の報土へ生るべからざるなり」という部分に繋がっています。

また、なぜ他力で往生が成されるのかが説かれ、日本や中国の高僧、釋尊の言葉が根拠として上げられ、そしてその後、他力の信心を得た者を褒め称える内容にと繋がっています。


<私のあじわい>
手紙の中盤、今月の言葉が含まれる部分を現代語訳すると、「自分が悪い存在であっても阿弥陀如来が迎えに来てくれないと思わなくても良い、凡夫はすべからく煩悩を具足する身であるのだから。そしてまた自分が良い存在だから往生できると思ってもいけない。自分の力では真実の浄土に行けるはずはないのだから」となります。

皆さんは、極楽浄土に仏として生まれることにテストがあるとしたら、自分は100点が取れそうだと思われますでしょうか? それとも0点だと思われるでしょうか?

親鸞聖人は「自分が悪い存在であっても、阿弥陀如来が迎えに来てくれないと思わなくても良い」と仰います。当時の人はどう生きたかによって死後に往く世界が違うと捉えており、良い事をすれば阿弥陀如来が迎えに来てくれると信じていました。またどれほどの善行をしたかによってその迎え方は九つに分かれると考え、駅名にもなっている「九品仏」はその思想から来ています。

ただ親鸞聖人は、善行をするどころか悪事しかできなかったとしても、阿弥陀さまが迎えに来てくださらないと悲観しなくて良いのですよ、と説かれます。その理由として「人は皆、尽きせぬ煩悩を身に備えているのだから」と仰います。

そしてまた逆に、「自分が良い存在だから往生できると思ってもいけない」とも説き、「自分の力では真実の浄土に往けるはずはないのだから」と理由を述べています。

極楽浄土という場所はどうやら広いようで、その中心は「真実の報土」と呼ばれ、外れの方は「辺地」と呼ばれます。あまり現実の場所のようなイメージを持つべきではありませんが、「人間は煩悩を備えているので、浄土の辺地にしか生まれることができない」と親鸞聖人は説いています。

なぜ親鸞聖人はそのように説かれたのでしょうか? 一所懸命に努力すれば浄土の中心に生まれ、悪いことをすれば浄土の僻地に生まれてしまうのですよ、と言った方が分かりやすかったのではないでしょうか?

そこには、親鸞聖人の人間観があるのではないかと思います。
いくら善良に生きていこうと思っても、様々な条件や環境に左右されて思う通りに生きられないのが私たちです。結果的に素晴らしいことをした人物も、多くの縁に支えられて結果が生じたに過ぎない、と親鸞聖人は捉えているのではないでしょうか。

何か事件や事故が起きると、報道番組でマイクを向けられた人やインターネットに書かれる意見は、「被害者やその家族の身になれば、犯人は厳罰に処してほしい」という論調が多くなります。

とんでもないことをしでかした人を許しておけない、という気持ちは痛いほど分かりますが、そこに犯人の側に立つ意見はほとんど見られません。もしそのような意見を出そうものなら、犯人と同じように批難されかねません。

ですので私もあまり声を大にしては言えないのですが、世間から指弾される犯人に対して「ああ、なぜこのようなことをしでかしてしまう人生を歩まざるを得なかったのだろうか」と悲しい気持ちになることがあるのです。

そこまで大きな事件や事故までいかなくても、私たちは皆、完璧に生きられているわけではありません。

私が携わる「自死・自殺に向き合う僧侶の会」で往復書簡という活動があります。希死念慮者や自死遺族と手紙を通じて相談を受けるというものです。

以前、同じ班で活動した先輩僧侶は、悩みを抱え希死念慮を持つ方から長い間相談を受け続けていました。その方は小さな過ちを犯してしまったのですが、それ以降社会から向けられる冷たい視線に苦しめられ続け、自分を責め続けていました。
その方に先輩僧侶がかけた言葉に私はハッとさせられました。
「褒められたことではありませんが、責められることでもありません」というものです。これは私自身にかけられた言葉のようだ、と感じたのです。

常に人から褒められるような毎日を送れているわけではないのは、自分自身が一番よく知っています。しかし、ほとんど誰もが同じように日々を送っているのではないでしょうか。ですので、褒められはしなくても責められるほどでもない、というこの言葉が心に染みたのだと思います。

常に100点を目指さなくても、まあ50点や60点の時があってもいいじゃないか。そう思うことができれば、少し肩の力を抜いて生きていくことができるのではないでしょうか。

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『大法輪』に記事掲載! [死の体験旅行]

どんな世界にも業界紙や業界誌があると思いますが、お坊さんの世界にも『大法輪』と『月刊住職』という専門誌ががあります。

一般的にはどちらも目にする機会は少ないでしょうが、『月刊住職』は少し面白い切り口の記事が話題になることがあり、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
http://www.kohzansha.com/jimon.html

特集のタイトルを見ると…
「ポケモンGOの襲来に各寺院はどう対処すべきか」
「お寺の庭掃除に活かせる最適なブロア」
「お盆だョ! 全員焼香」
などなど

私も以前「自分に合った道具を選んできれいに剃髪する方法」で取材を受けました(笑)
https://753an.blog.so-net.ne.jp/2014-09-13


さて、そんなユニークな『月刊住職』に対し『大法輪』はマジメ路線な雰囲気で、特集のタイトルも…
「唐代禅僧たちの生涯」とか「法華経へのいざない」とか「稀代の念仏僧・慶念坊再考」とか、ちょっと難しそうです (^_^;) 
sml.スクリーンショット 2019-09-07 09-07 12.04.42.jpg
https://www.daihorin-kaku.com/monthly/

そんな正統派?路線の『大法輪』から、イロモノの私に記事の執筆依頼をいただきました!
毎号2人の人物が選ばれてエッセイが掲載される「鉄笛」というコーナー。
コーナー名も真面目そうで、居住まいを正してマジメに原稿をお送りいたしました。

題名は「死から生を学ぶ」です。
色々考えたのですが、やはり今の私は「死の体験旅行」について書かせていただくのが、最も興味を持っていただけるのではないかと判断しました。

2019年10月号に掲載されていますので、皆さんも本屋さんで見かけたら……いや、一般の書店で見かけることはないかと思いますので、なごみ庵にいらしたら是非お目通しください。

追記:『大法輪』は一般の書店にもあるそうです(お坊さん情報)

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日蓮宗青年会にて [死の体験旅行]

日蓮宗の関東ブロック(1都6県)青年会で「死の体験旅行」を開催させていただくご縁がありました。

品川のホテルを会場に昼から会議があり、続いて私が担当する講演会、そして懇親会という流れです。
事前の情報では100名前後の参加になるだろうという話で、普段の「死の体験旅行」の開催とは人数・会場の雰囲気・参加者ともかなり様子が違います。

また普段の開催と違い、ワークショップ本編の前後で受講者の傾向や感想、開催の目的などの話もしようと考え、準備を進めてまいりました。

そして当日……
やはり僧侶が100名ほど、しかも宗派が違うこともあって緊張感があります。
しかし皆さん真摯に耳を傾けてくださり、また集中しやすい環境とは言えませんでしたが一所懸命に受けてくださいました。
sml.IMG_2918.jpg
写真はグループシェアの様子です。
ね、これだけお坊さんがいると壮観でしょ(笑)

実は私、日蓮宗さんとはご縁が色々あり、以前にも僧侶向けの研修や、女性僧侶向けの研修で登壇させていただいたことがあります。これだけご縁が重なると、もはや自分が何宗の坊さんなのか分からなくなってきます (^_^;) 

冗談はさておき、日本は宗教に寛容な文化があるので、宗派や宗教の違いを超えて協力しやすい体制があるように感じます。それでも大切な研修の場に他宗派の者を呼ぶのは大変なことだと思います。

実行委員の皆さま、有り難うございました。
そしてお疲れさまでした (−人−)

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マナビー [その他色々]

「障害者の就労支援事業所」なる組織からご連絡をいただきました。

ご相談したいことがあるとのことですが、お寺・坊さんにどんな用事だろうと頭の中が「???」となりつつ、お会いすることに。

スクリーンショット 2019-09-04 09-04 21.42.14.png

連絡をいただいたのは「manaby(マナビー)」という会社で、
「働きたくても働けない人」をゼロにするサービス
をミッションに掲げています。

主な利用者は精神障害をお持ちの方々なのだそうですが、その利用者さんたちを見ていると、とても真面目過ぎるぐらいに真面目で、それがゆえに働きにくかったり人付き合いが苦手だったりしているように見えるとのこと。

もう少し肩の力を抜いて、ラクに過ごしてもらえれば…

担当者さんがそんなことを考えつつ、毎週土曜日のレクリエーションのテーマを探していたら…
金沢市で行った 「適当」のススメ と題した法話の記事が目に留まり、「コレだ!」と感じ話してもらいたいと思ってくださったとのこと。

畑違いで自信はありませんが、少しでもお役に立てるようお話しをさせていただこうと思います (^人^)


追記
さっそく相談の様子がマナビーさんのブログにアップされていました!
https://snabi.jp/facility/18732/blog_articles/11476

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NHK「ニュース シブ5時」に登場 [死の体験旅行]

昨秋のNHK Eテレ「人生レシピ」、今春のNHK「ひるまえほっと」に続き、またもやNHKの番組から取材をしていただきました。

番組は平日夕方の「ニュース シブ5時」
僧侶の釈徹宗さんが悩み相談に答えたり、同じく僧侶の青江覚峰さんがレシピのコーナーに登場したりと、お坊さん率高めの番組です(笑)

番組内の特集コーナーで紹介されることになり、冒頭では横浜市内で行われているデスカフェ(死について肩ひじ張らずに語り合える場)が紹介されました。


そして次が「死の体験旅行」。
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ディレクターの意向もあり、かなりじっくりとした取材で、当日も5名のスタッフがいらっしゃいました。
また番組内でも紹介された通り2名の受講者に密着しての取材で、ワークショップの詳細にまで踏み込んだ内容でした。

中身としては充実したものになった反面、やはり実施する側としては取材班が多くやりにくかったり、あと当日の受講者もかなり固い雰囲気になってしまって、申しわけないと感じました。

やはりテレビは難しいですね…受講者さんのことを考えると、今後はテレビの取材はなるべくご遠慮願った方がいいかな……などと、取材を断る人気ラーメン店の気持ちがちょっと分かったような気がします(笑)

何はともあれ、ちょっとものものしい雰囲気の中で受講していただいた皆さま、そして個別取材をお受けいただいたお二人、誠に有り難うございました。

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ホスピスで「死の体験旅行」 [死の体験旅行]

埼玉の浦和美園にある在宅ホスピス施設、「はなみずきの家」さんから依頼を受け、スタッフ向けにワークショップ「死の体験旅行」を開催させていただきました。

「ホスピス」は終末医療病棟と訳され、主にガンなどの末期患者が最期の時間を穏やかに過ごし看取られていく場を指します。そこに「在宅」がつくと、自宅で訪問看護などを受けながらホスピスケアを受けるということになります。

そこに、さらに「施設」がつくと、どういう意味になるのでしょうか?
私も最初お話しをいただいた時、「在宅なのに施設?」と思ったのですが、「はなみずきの家」は全国でもおそらくここだけという「終末期専用賃貸住宅」という施設になります。

ガンの末期患者が「入院」するのではなく「入居」し、我が家のような雰囲気の中でケアを受けることができるのだそうです。

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ということで、電車に揺られて浦和美園駅。
近くに埼玉スタジアムがあるので、駅もご覧の様子!

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そこから歩いて10分ほど、閑静な住宅街の中にある「はなみずきの家」。
外観は、規模こそ大きいものの一般の住宅とあまり変わらない雰囲気で、入居者に「我が家」と感じていただくための工夫なのだと思います。

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居室は28室あり、全体的に和モダンな雰囲気。
まるで旅館に来たみたいです。

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食堂もオシャレな和風レストランに来たような雰囲気です。
この施設は食事も凝っていて、いかにも病院食というものではなく、シェフが毎日腕を振るい、また入居者の状況に合わせて食べやすいよう調理しているそうです。

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午前と午後の2回開催だったので、我がままを言って入居者と同じ昼食をご用意いただきました。夏らしくおそうめんですが、彩りよくニンジンが浮かべてあったり、小鉢がいろいろとついています。
ただ…私には量は足りませんでした(笑)


さて、肝心の「死の体験旅行」です。

受講者は施設の看護師・介護士・薬剤師・相談員など約30名。
運営上、全員一度に受講することができないので、半分ずつに分けて午前午後に受けていただきました。

この施設では、入居者の平均滞在期間が約2〜3ヶ月とのことで、以前に他の病院のホスピス病棟で聞いた入院期間よりも、ずいぶん長い印象です。
おそらくギリギリの状態になって入院する場合が多いホスピス病棟に対し、この施設は回復不可能と診断された方が自発的に入居を決めるケースが多いのではないか、だから早めに入居するケースが多いのではないか、と思いました。

入居者にとっては、それだけの期間があれば最期の時間をより穏やかに過ごすことができるでしょう。
しかしスタッフにとっては、期間が少し長めなだけに入居者との交流が生まれ、看取りの際のグリーフ(喪失悲嘆)が生じることに繋がるのだそうです。

そのために、今回の研修となりました。
普段の一般向けの開催と違い、導入では医療と仏教の融合についてお話しをさせていただき、また最後にはグリーフに対して宗教の持つ力を、自分の経験を交えて紹介させていただきました。

生死(しょうじ:仏教読み)の現場で働く皆さんの前で大したことも言えないのですが、少しでもお役に立てたのであれば嬉しく思います。

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2019.8.29 NHKシブ5時 [死の体験旅行]

2019年8月29日(木)
16時50分からのNHK ニュース シブ5時でワークショップ「死の体験旅行」を取り上げていただく予定です。

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なごみ庵だより9月号 [和庵だより]

◇ 中学生の君へ ◇

昨年の夏、なごみ庵に中学生のSさんがいらっしゃいました。
Sさんの通う中学校では少し変わった取り組みをしていて、大学の卒業論文のように自分でテーマを決め、2年間かけて研究・発表しているとのこと。

彼女は、自分と同世代の悩みを抱えている人たちに何かかけてあげられる言葉は無いかと考えていた時に、新聞で「死の体験旅行」のことを知り、これがヒントになりそうだと感じたのです。
presentation_kaigi_schoolgirl.png

もちろん協力をさせていただくことにしました。そして1年が経ち、「今、泣きたい気持ちでいる中学生の君へ」というパンフレットが届きました。そこに添えられていたSさんの手紙には…

このパンフレットには、私と同じ思春期を過ごす中学生の人たちに少しでも役に立ってほしい、という願いがこもっています。

私は死の体験旅行により、言葉の力を感じました。これを活かし、悩んでいる中学生に言葉の力で未来を疑似体験してもらえる内容にしました。浦上さんに教えていただいた「諸行無常」ということを私なりに表したつもりです。是非読んでいただきたいと思います。

…と書かれていました。自分自身が中学生の時を思い返してみると、友人たちが何か悩んだり苦しんだりしていないか、彼らに何かできないだろうか、なんてちっとも考えていなかったと思います。「後生畏るべし」また「後生頼もしい」と感じました。

夏休みが終わる8月31日、そして9月1日は若年層の自死が突出して多い日です。自死までには到らなくとも、悩みを抱えている若者は少なくないはずです。お子さんやお孫さんやご近所さんで、悩みを抱えていそうな若者がいたら、どうぞ優しく見守ってあげてください。またお寺に上記パンフレットがありますので、ご興味のある方はどうぞご連絡ください。


◎ お 知 ら せ ◎

◎NHK総合 ニュース シブ5時 8月29日(木)16時50分〜18時10分
NHKの夕方のニュース番組、シブ5時から現在取材を受けています。放送予定日が8月29日だそうですが、予定変更やカットの可能性もあるので、あまり期待せず、もしお時間があればご覧ください。

◎「死」を通して考える「生」~お坊さんのホンネ~ 9月14日(土)14時
「ユニコムプラザさがみはら」にて(相模大野駅隣接 bono相模大野サウスモール3階)
月に2回ほどのペースで、様々な分野の講師を招いて開催されている「オーサーズカフェ」にお招きいただきました。僧侶は初めての登壇とのことで、どんな話をしようか今から頭を悩ませています。

◎秋のお彼岸のご案内 9月23日(月祝)10時30分より
秋のお彼岸法要 〜親と子の読み聞かせ 絵本に学ぶ仏さまの教え〜
坊守が朗読する絵本は、佐野洋子さん作・絵の『空とぶライオン』です。
ぜひ、ご家族・お子さん・お孫さんもお誘い、お参りください。

◎報恩講&宗教法人設立記念 12月8日(日)午後 東神奈川かなっくホールにて
今年の報恩講は、なごみ庵の宗教法人設立記念行事を兼ねて開催します。ご講師はNHKシブ5時でお馴染みの釈徹宗さんをお招きすることになりました!
しばらく先になりますが、どうぞ今からご予定いただければ幸いです。

◦神之木地区センター写経会 9月3日(火)・17日(火) 18時30分
◦死の体験旅行 9月18日(月) 19時 豊島区 金剛院
        9月26日(木) 18時30分 神奈川大学 生涯学習講座
◦自死遺族の集い 8月22日(木)・9月26日(木) 10時30分 築地本願寺にて

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