グリーフケア講座の第2回目、会場は増上寺さんです。

今回は写真を撮り忘れたので、スタッフのMさんから写真をお借りしました (^_^;) 

この講座、全部で5回あるのですが、驚くことに今回は「セルフケア」が中心です。
グリーフケア、つまり喪失悲嘆を抱えて悲しみ苦しんでいる人になんとか寄り添えないだろうか。そう思って受講しにきたと思ったら、まず自分のケアをしましょうね、という話になったので、思わず「え? (・・;) 」となってしまったんです。

でも「スキューバダイビングをしたことが無い人に、スキューバダイビングを習いたいですか?」という言葉に納得。良いカウンセラーは、自分のカウンセラーを持っているとも言いますし、人のケアをするためには、自分のケアも大切だということなのでしょう。また、人のケアをする前に、まず自分を知ることが大事だということも学びました。

班のメンバーで、各自が行っている「セルフケア」を書きだしてみたのですが…面白いですね。自分と同じものを書く人、同じものだけど捉え方が違う人、自分には思いつかないようなことを書く人もいました。
けっこう多かったのが「マッサージ」系を書く人。体の調子と心の調子は連動しているということでしょうか。

あと多かったのが、読経や念仏などを書く人(さすがお坊さん!)。
説明しにくいんですが、心をカラにして声を出すのって、とても気持ち良いというか、集中するというか…写経や坐禅とも通ずるところがある気がします。