先日、四十九日のお参りに行って参りました。
ご夫婦で暮らしていた方で、ご主人がお亡くなりになったお家です。
毎年、祥月命日でお伺いしていたので、ご夫婦どちらとも親しくさせて頂いていました。


ご自宅の仏間でお経のお勤めをし、終了後に色々話していると、ふと奥さまが思いだしたように「主人が使っていたもので、和尚さんに使って頂きたいものがあるんです」と言って席を立たれました。

こんな経験はあまり無いことですが、いわゆる「形見分け」というものでしょうか…。
でも大切なご主人の遺品を私に預けてくださるなんて、有り難い気持ちと勿体ない気持ちとが入り交じります。

なんだろう…お念珠とかかな…
実用的なものでは無いだろうけど、大切にしよう。

そう思って待っていると……







コレ。
うわ〜〜〜、すごく実用的なものでした!
しかも私、通常の人より遥かにたくさん使います!(もちろん剃髪に)

もちろん奥さんは使いませんので、遠慮無く有り難く頂いて参りました。


で、ふと思ったんですが……使用済みの缶はどうしよう… (。・・。)