先日、護国寺さんで金子みすゞ公演がありましたが、その時仏教界の新聞社さんから取材を受けました。

記者さん「へぇ〜、真言宗では初めての公演なんですか。ちなみにこのお芝居を初めて何年ぐらいになるんですか?」

ワタクシ「ええと、7〜8年かな…ちょっと記録を見てみますね……あっ」


「あっ」の理由。
初舞台が平成16年7月10日。そしてこの日は平成26年8月22日。
うっかりしているうちに、10周年が過ぎていました (^_^;) 

10年間で115回の公演。
宗派は、浄土真宗の各派はもちろん、曹洞宗、浄土宗、日蓮宗、天台宗、臨済宗、そして今回真言宗(公演順)にご縁を頂いたことで、日本の主流宗派全てのお寺でご縁を結ぶことが出来ました。10年を超えた最初の公演が、こんなに意味のある回になったのも、不思議な因縁だと思います。

ということで、思い出の公演写真をピックアップしてみました (^_^)

かなり最初の頃。公演したお寺でお借りした机を使ってますね。

これも初期の頃。やはり借り物のセットです(笑)

本人が非常に気に入って、遺影に使いたいと言っている写真(笑)

これは東日本大震災一周年の日、関内ホールでの公演です。
多くの寄付が集まり、被災地にお送りできました。

思い出深いと言えば、みすゞさんの実娘ふさえさんに観て頂いたこと。
なんと3回も観て下さっています。


あと何回の公演のご縁を頂けるか分かりませんが、今までの一回一回の思い出を大切にしながら、そしてこれからの一回一回のご縁を愛おしみながら、積み重ねていきたいと思います。