2019年12月8日のなごみ庵法人化記念行事まであと1週間を切りました。

1週間前の12月1日には例年どおり「自死・自殺に向き合う僧侶の会」主催の自死者追悼大法要があり、2週連続での大きな行事にてんてこ舞いしております。

そんな中、記念行事に合わせて製作を進めていた なごみ庵オリジナルのお経本とお経CDが出来上がってきました。


こちらがオリジナルお経本。
ワープロソフトでコツコツ入力し、ルビは坊守が振ってくれました。
B6横向きのサイズです。

「私のお経本」は分かるとして、「私の過去帳」って何? と思われたかもしれません。
過去帳とは、その家のご先祖さまの法名(戒名)やお名前、没年月日や年齢を書くもので、仏壇に納めているものです。
基本的にはその家のご先祖さましか書けないため、たとえば嫁いだ方が自分の実家の両親を書いたり、恩師や親友のなどは書けないことになっています。

でもこのお経本には末尾の付録として「私の過去帳」というスペースがあり、自分にとって大切な方を自由に書き入れることが出来るようになっています。


こちらはオリジナルのお経CD。
なごみ庵で法事をすると、私と坊守がお経をお勤めします
そこで「男女混声のお経は珍しいですね」と褒めていただくことがあり、またお参りにいらっしゃる方から「お経のCDが欲しい!」と言われることもあるので作ったものです。

レコーダーで録音し、こちらも不慣れながら自分でPCで編集して作りました。
重誓偈(じゅうせいげ)・十二礼(じゅうにらい)・正信偈(しょうしんげ)という3種類のお経と短念仏回向、坊守による歎異抄(前序〜第10条)の朗読が収録されています。


まずは12月8日の記念行事でプレゼント……と思ったのですが製作費もかかってしまっているので、実費ぐらいで販売させていただく予定です。

ご来場予定の方、よろしければぜひ手におとりください。
また行事の後は なごみ庵に在庫があると思いますので、そちらでお求めいただければと思います (^人^)