今回は単一のお寺さんではなく、別府南無の会さんにお招きを頂き、大分県に行って参りました。

「南無の会」は、昔の僧侶が道端で仏法を説いた「辻説法」を現代でも行おう。でもさすがに道端じゃなくて喫茶店でやろう! というコンセプトで始まった、老舗の超宗派活動です。各地に支部があり、別府南無の会も25年の歴史があるそうです。

今回は年に一回の特別公演ということでお招き頂きました。九州はけっこうご縁があるのですが、大分県は初めてです。前日入りをし、温泉で英気を養い、迎えた当日。会場は「別府国際コンベンションセンター ビーコンプラザ」さんです。
最大8000名収容のコンベンションホールや、1000人以上収容できるフィルハーモニアホールもあるのですが、さすがに一人芝居ですので中会議室という部屋を借りて頂きました。会議室とは言っても、講演会などで使うのがメインのようで、低めですが舞台もありますし、半地下なので静かで暗くもなります。音響・照明も整っているので、観て頂く側にも良い環境でした。

施設の前には、様々な行事のポスターが。「金子みすゞ ひとり舞台」は右から2番目の青いポスター、なんとゴスペラーズさんのコンサートの横です!


開会式に続き、私が40分ほど解説をかねて法話をさせて頂きました。お寺の行事ですと、義理や習慣で行く方もあるでしょうが、ここは自発的に仏教の話を聴きたいと集まる場ですので、やはり皆さん聴き慣れていて、私もとても話しやすかったです。お芝居も、一所懸命に観て下さっている雰囲気がありました。


終演後、控え室に戻ってホッとひと息。ふと、頂いた水のボトルを見ると…
ああ、サントリーの「南アルプス天然水」ね…
いや、よくよくラベルを見ると…

阿蘇!?

へぇ〜〜〜、このシリーズ、地域によって取水地が違うんでしょうか。
ビックリしました (^_^;)