世界最大級の寺フェス 向源(こうげん)2015が無事に閉幕した。
http://kohgen.org

2013年に品川の3寺院1神社を会場とした第3回から「死の体験旅行」ワークショップで関わっていますが、昨年は浄土宗大本山の増上寺を全面的にお借りしての開催。
そして今年は同じく増上寺をお借りして2日間にわたる開催。暑いぐらいの初夏の陽気に恵まれ、多くの来場者がありました。

今年は「目玉」も増えました。
実際に結婚式を挙げる方を募集しての仏前結婚式。
「お坊さんも怖がる」がテーマのお化け屋敷。
これは「仏さまによる救い」が裏のテーマでした。

そしてもちろん数多くのワークショップで、日本文化や仏教を体感して頂けます。

増上寺の大殿(本堂)は、お参りの行列が!
「行列のできるお寺」です(笑)

赤いハッピの一般ボランティアスタッフ。

初期から関わっている方々は各部署のリーダーとして、紺色に増上寺の葵紋を染め抜いたハッピを背負ってカッコいい!!
顔を見知っているスタッフたちは多くがリーダーになっていて、戦友のような気持ちで再会を喜びあいました。


私は2日間で「死の体験旅行」を4回。
増上寺の吉田さんにも方法をお伝えし1回開催して頂き、合計5回の開催となりました。
今回の会場は雰囲気あふれるこのお部屋。

向源の期間中で、積み重ねた受講者数が1000人を超えました。
普段WSを開催してくれている「寺子屋ブッダ」とこの「向源」が、「死の体験旅行」の父と母だと思っています。
http://www.machitera.net

人数を絞ったので、案の定 全ワークショップの中で最速で売り切れました。
『「死の体験旅行」が受けられなくて残念』という声も数多く頂きましたので、来年以降は満足度を下げないようにしつつ、受け入れ人数を増やせないか考えなくては。

自分の持ち場を終え、ようやく声明公演を拝聴することができました。

そして公演が終わり、主催の友光雅臣くんが壇上へ。
熱さテンコ盛りの挨拶。熱すぎて、ちょっと何言ってるかわからない部分もありつつ(笑)、でもこちらの目頭も熱くなる。
大きな会場の満堂の聴衆が、公演そのものは終わったのに誰も席を立たない。
友光くんが挨拶を終えて退出しても、聴衆が席を立つまで少し間がありました。

友光くんは僧侶界随一の大バカ野郎です。
その熱量に、中バカ野郎や小バカ野郎が巻き込まれています。

日本仏教にとって鎌倉時代は、大きな変革の時期でした。
私は現代が、それに次ぐ変革期だと感じています。
もしかしたらその渦のひとつの中心が、あの大バカ野郎なのかもしれない。

《2015.5.16追記》
テレビ東京「クロスロード」に友光雅臣 登場!!
放送日 平成27年5月16日 22時30分
http://www.tv-tokyo.co.jp/crossroad/