法友の渡邉元浄さんが住職を勤める、伊豆の国市の正蓮寺さまで、「いちごいちえの法話会」6月の法話を担当させて頂きました。
http://www.shourenji.or.jp

ちなみに正蓮寺では世にも珍しい「双頭蓮」が芽吹き、地元の新聞やテレビが連日取材に訪れています。法話で訪れた日は、残念ながらまだまだ蕾でした。


半年ごとに計画してチラシを作る関係で、日程決めとともに講題を尋ねられたのが4ヶ月ほど前のこと。その時ふっと頭に思い浮かんだのは「適当」という文字。その勢いのままにテーマは「適当のススメをあなたに」と決まりました。

日が近づくにつれ、「なんでこんな講題にしちゃったんだろう」と頭を抱えつつ原稿を作ります。ここまで話はまとまらないのは珍しく、前日深夜まで悶え苦しんでいました (^_^;) 

当日早朝、まだモヤモヤしたまま新横浜から新幹線で三島、そこから在来線で韮山駅。
「お寺に着いたら時間があるから、もう一度話を組み立ててみよう…」と思っていたら、「おてらおやつクラブ」の発送作業に駆り出され、結局ほとんど考える間も無いまま法話の時間に… (>_<)
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そんな状態で話し始めたのですが、自分で言うのもアレですが意外とスムーズに話が繋がっていきました。何というか、勝手に組み上がっていくような不思議な感覚で、聴いている皆さんも頷きながら真剣に耳を傾けてくださり、私の背を押してくれているようでした。

テーマが「適当」ということで、資料?の植木等さんと高田純次さん(笑)

終わってから色々な方と話すと、いつもの常連さん以外に「このテーマに興味を持って初めて参加」という方が多く、15回目の今回が最多人数だろうとのこと(台風が近づいてたのに…!)。

初参加のご婦人と話すと、「もっと肩の力を抜いて生きたい…」と涙ぐみながら仰っていました。詳しくは分かりませんが、何か背負うものが大きく重いのだろうな、と察せられました。
何の気なしに決まったテーマでしたが、こういった話を求めている方が多かったんだな〜と実感。これが「降ってくる」という状態なのかなと感じました。このテーマを、さらに練り上げてみたいと思います。


法話が終わって、ホッとしての写真。
右側のイケメンが住職の渡邉元浄さんです。
イケメンで、センスがよく、真面目で熱意があるという何拍子も揃った方です。
何か弱点が無いかと探すのですが、今のところ見つかりません(笑)

2018年6月中旬に双頭蓮が咲く予定です。
珍しい花とナイスガイ住職に会いに、皆さんも伊豆まで足を運んでみてください (^人^)