2009年5月18日〜20日の3日間、鎌倉の臨済宗建長寺で坐禅修行をして参りました。その間ブログの更新、コメントのお返事が出来ず、全国のファンの皆様にはご心配をおかけしました(笑)。

仏教伝道協会、という宗派を越えた活動をしている仏教団体があります。ホテルに泊まると、よくキリスト教の聖書が置いてありますが、同じように仏教聖典が置いてあるのを見たことはありませんか?その本を発行している団体です。
その仏教伝道協会が主催している「第39回実践布教研究会」という行事で、毎年各宗派の本山などに様々な宗派の僧侶が集まり、研修をするという内容です。


遠方からの参加者も多いので、集合は新横浜駅。


駅構内に集う約60名の坊主…。ちょっと異様な雰囲気です。係の方が、駅の警備員さんに話しかけられていました(笑)。


まずはバスに乗り、なごみ庵のそばにある孝道山。天台宗系の新宗教教団で、70年の歴史があるそうです。4月8日のお釈迦さまの誕生日、花まつりの行事を盛大に行っているのを知っていました。近くなので存在はわかっていたのですが、今回初めてお参りをさせて頂きました。



↑まずは比叡山からお迎えした大黒天を奉った大黒堂。


↑お釈迦さまのお骨を納めた仏舎利殿。

本堂もお参りをし、副統理(孝道山では最高責任者を統理(とうり)、それに次ぐ立場を副統理と呼ぶそうです)からの歓迎の言葉。その後お食事をいただきましたが、思いがけず肉類のおかずが多いものでした。デザートにあんみつまで付いて、何十年ぶりにあんみつを頂きました。


孝道山を後にして、いざ鎌倉。
お天気の良い中、うとうととしていると北鎌倉の建長寺に到着しました。いよいよ二泊三日の坐禅体験が始まるのです…(つづく)


↑建長寺総門