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2012年10月号 [和庵だより]

 ◇お彼岸&観劇◇
 
 なごみ庵単独としては初のお出かけ企画「秋彼岸法要&観劇の会」、九月二十三日は残念ながら雨天でしたが、十名さまの参加を頂き、無事に終える事が出来ました。

 法要後、電車での移動は少々大変でしたが、下北沢の劇場でなごみ庵坊守出演のお芝居をご覧頂き、その後の食事会は感想などもお話ししながら盛り上がりました。
 
 さて、十月から十一月にかけての告知がたくさんあります。まず十月の法話会と写経会の日程が変更となります。
 法話会は第二金曜ではなく第一金曜日の五日(午後一時・七時)になりますので、お間違えのないようにお気をつけ下さい。

 写経会は二十六日(金)から二十四日(水)に変更いたします。
 十月十九日(金)には別紙チラシの通り、神谷町の光明寺さまで『恵信尼ものがたり』の上演があります。昨年十二月の報恩講で、なごみ庵でも上演させて頂きました。
 十月二十六日(金)には昨年に引き続き、青木橋の甚行寺さまのバス旅行に同行させて頂きます(別紙参照)。
 十一月二日(金)には鎌倉の円覚寺・建長寺への参拝と仏像展の拝観もあります(別紙参照)。なんだか急にイベントが盛りだくさんのなごみ庵です。


 ☆仏教の言葉☆
 「彼岸」(ひがん)

 
 後になって気付いたのですが、今年のお彼岸は非常に珍しい日程でした。私が十三年前に僧侶になってから、秋彼岸のお中日はずっと九月二十三日でした。ときどき日がズレる事がある、と聞いた事はあったのですが、今年は初めて二十二日のお中日を経験しました。
 
 秋彼岸中日が二十三日からズレたのは一九七九年に二十四日になった年以来三十三年ぶりだそうです。また二十二日が中日になったのは一八九六年(明治二十九年・第一回の近代オリンピックがアテネで開催された年)以来一一六年ぶりの出来事だったそうです。
 なぜそうなるのか大ざっぱに言うと、一年が三六五日ピッタリではなく、三六五日と五時間四十八分四十六秒だからだそうです。このズレを修正するため「うるう年」があり、さらに細かなズレの影響から彼岸の中日がズレるのだそうです。今後しばらく、うるう年は二十二日がお中日になるそうです。
 
 春秋の彼岸は昼夜の時間が同じになり、天の中央を太陽が通ります。ここから、極端を嫌い中道を重んじる仏教が連想されます。また太陽が真西に沈む事から西方極楽浄土が連想され、古来お中日と前後三日間ずつを彼岸として、仏教に親しむ期間とされました。

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