みらい 10月 [カウンセリング]
先月私はお休みをしたので、2ヶ月ぶりの「みらい」です。今月の参加者は8名で、まずまず集まりました (^_^)
今回のテーマは「相手の気持ちを読む、場の雰囲気を読む、心を合わせる」というものでした。
まずは「アドジャン」、ジャンケンに似たワークです。
片手の5本の指を使って、6通りの数字(グー=0からパー=5)を表現できますね。参加者で「アドジャン!」と言いながら手を出して、指の数を揃えるという内容です。
ルールとしては、それぞれの人は今回出した数字を次回は出しちゃダメ、これだけです。
最初は4人ずつに分かれて始めましたが、これがなかなか揃わない。2人、3人までは揃いますが、4人は揃いません。何度かやっていくうちに気付くのが「だれも出していない数字を出せば、揃う確率が高まる」という事です。
つまり4人の指が「0・1・2・3」を出していたら、次の回は同じ数字を出せないルールなので「4・5」の2択になります。これに気付くと揃う確率は高まりますが、それでも2択なので揃えるために相手の気持ちを考えたり、揃った時の喜びがあります。
一段落したところで、次に8人で始めました。5人以上で行うと、次回絶対揃うという場合があります。つまり「0・1・2・3・4」が出ていれば、次回は5を出せば必ず揃うハズです。
…なんですが、8人となると全員の指の把握が大変だったり、ちょっと疲れていて見落としたり勘違いをしたりと、チャンスがあってもなかなか揃いません。
やっと揃った時は思わずガッツポーズです。
次のワークはタイトルが決まってませんでしたが、名付けるとすれば「数式作り」といった感じです。
やはり4人ずつのグループに分かれ、テーブルを囲んで座ります。そして先生お手製の数字・記号カードを配ります。花札ぐらいの大きさのカードには、ゼロから60(ぐらい)までの数字と「+ − × ÷ ( )」の6種類の計算記号が書かれています。
このカードをシャッフルして適当に配り、先生が示した数字をカードで作り出してゆくワークです。もちろん、なるべく多くの数式が作れた方が良いわけです。
例えば先生が「12」と言えば、自分のカードから「3と4と×」を組み合わせて12を作り、また「36と24と−」を組み合わせて12を作ります。
そして自分のカードが一段落したら周りを見渡し、何を渡せば相手の数式が完成するか、何をもらえば自分の数式が完成するか、を考えます。
ですが、ここで言葉を使ったり指さしをしてはルール違反です。あくまでアイコンタクトだけで進めます。
例えば相手が「5と+」を持っているけど7を持っていない。自分は使っていない7がある、そんな時には黙ってそっと7を差し上げるのです。もらった方はその気持ちを汲み取れれば数式が完成します。
けれどなかなか難しい事で、気持ちが通じた時の嬉しさ、通じない時のもどかしさなどを感じました。
どちらのワークからも、人の気持ちをわかる事の難しさ、人に気持ちをわかってもらう事の大変さを学びました。
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