法話空振り [その他色々]
浄土真宗のいのちは、法話です!
その法事は、三回忌などの年忌法要ではなく、いわゆる先祖供養。
法事でもお通夜でも葬儀でも、必ず法話をするのがワタクシの決め事です…
……が、こないだ法話ができなかった法事がありました。
ちなみに浄土真宗では「先祖供養」という考え方はしないのですが、依頼をしてきたのは90歳代のおばあちゃん。むげに断るわけにはいきません。法要を勤めて、その後法話ができれば…と法要を始めました。
とう事で読経後、おばあちゃんに「お勤めさせて頂きましたが、ホッとされましたか?」とお訊ねすると…
「いや〜、ホッとしたどころじゃなくて、お上人さまのお陰で先祖も満足していると思います」とおっしゃり、さらにおばあちゃん、ご自分の若い頃のお話を始め……
…話が途切れたら法話を…
…
…
途切れない (-_-;)
その後もおばあちゃんの話は続き、結局法話はできず。
かろうじて最後に「おばあちゃん、ご先祖さんを救って下さるのは、私じゃなくて阿弥陀さまですからね、一緒にお念仏しましょうね」とこれだけ言えました。
あけましておめでとうございます。
>必ず法話をするのがワタクシの決め事です…
法話会も順調のようですばらしいですね!
きっとおばあさんも喜ばれていたのではないでしょうか。
自坊の除夜の鐘&修正会も例年より参詣が多かったので喜んでおります。
本年もよろしくお願いいたします。
by 白牛 (2011-01-10 19:25)
>白牛さん
今年もよろしくお願いいたします m(_ _)m
その土地土地でお参りの人数は変わるでしょうが、相対的に減る・増えるというのは、ひとつの目安になり、励みになりますね。
今年も頑張ってまいります!
by ボーズandカナコ (2011-01-10 20:48)