お釈迦さまと阿弥陀さまの違いは? [その他色々]
Q「お釈迦さまと阿弥陀さまは、どう違うんですか?」
A
どちらも「仏さま」と呼ばれる悟りを開いた方ですが、お釈迦さまは約2500年前のインド北部に実在した人物、阿弥陀さまは経典の中に登場する実在の存在ではないお方で、「宗教的表徴表現」と言います。
インド北部の農耕民族、シャカ族(「お釈迦さま」という尊称は出自の氏族名から来ています)の王子であったゴータマ・シッダールタという青年が、家族や王位継承権を捨て出家し、6年の苦行を経て悟りを開きました。
一方阿弥陀さまは経典によると、法蔵という名の王であったが王位を捨てて世自在王仏の弟子となり、果てしない修行を経て悟りを開き、阿弥陀仏となります。
どちらも王族でありながら、立場を捨てて出家し悟りを開く、という非常に似た足跡です。お釈迦さまの生涯をモデルとして、経典の阿弥陀さまが形付けられていったのではないでしょうか。
なるほどー、とっても勉強になりました。
ずっと疑問に思っていたので。
お釈迦さまをモデルとして、、、ということで本当に明確になりました。
ありがとうございます。
by ラピス (2011-12-05 13:11)
>ラピスさん
コメント有り難うございます!
肯定的なご意見で嬉しいです。
色々なご意見があるとおもうので… (^_^;)
by ボーズandカナコ (2011-12-05 23:31)
その通りだと私も思います。
でもあえて、お坊さんはバカになって愚直に 「でも私は阿弥陀様を信じています」と言ってほしいな。
だって親鸞さんはそう言ったし、親鸞さんの示す道に飛び込んだのだから。
観自在菩薩は「一切空」 と照見して菩薩になられた。
変な話
阿弥陀様は 「なむあみだつぶつ」 を照見して阿弥陀様になられた、といってもいいような気がします。
それらの言葉は高い高い空の上にあり、それらを照見する事は、とても私たちの手が届くものではないけれど、でも仏法を目指す人にとっての、大切なよりどころですよね。
by しょうちゃん (2011-12-07 08:31)
すみません。
いっちょまえに分かった風に、コメントしました。
先のコメントの削除お願いします。
by しょうゃん (2011-12-07 10:18)
>しょうちゃんさま
コメントを頂いていて、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
せっかく書いて頂いたコメントなので、残させて頂いてもよろしいでしょうか?
さて、私の文章、言葉足らずだった事に気付かせて頂きました。
私は、阿弥陀仏や極楽浄土、そして自身の浄土往生を信じております。
と同時に、阿弥陀仏や極楽浄土は現実の存在ではないと考えてますし、死後は無なのだろうかな、とも考えております。
矛盾する両方の考えを抱いています。
親鸞聖人は阿弥陀仏や浄土を説かれましたが、著書の中では「色もなく、形もましまさず、心も及ばず、言葉も絶えたり」とも書かれております。
やはり、経典に描かれている仏や浄土を思い浮かべながらも、突き詰めれば「不可思議なる如来」と捉えていたのかな、と思います。
by ボーズandカナコ (2011-12-07 21:10)