神仏和合 第２回

８月に神田明神さんにて行われた神仏和合・第１回に続き、品川の常行寺さんで第２回目が開催されました。

夕暮れ時、お寺に坊さんと神主さん（皆さんスーツなので、それとはわかりませんが）がゾロゾロと３０人ほど集まります。

 

最初は天台宗の止観（いわゆる座禅）を皆で体験します。私も真宗僧侶なので座禅の経験は少ないですが、神主さんたちはほとんど初体験の方ばかりでした。

その後、常行寺さんの友光さんによって、インドでの仏教誕生、仏教が日本に入ってきた経緯、宗派が分かれた経緯などが解説されます。

そして班に分かれてのディスカッション。

私の班は僧侶２名。臨済宗の方（なんと上智大学グリーフケア講座でご一緒していた！）と私。

神職の方は４名（うち１名は、なんと私の実家最寄り神社の神主さん！！）でのグループになりました。

前回は神社での開催で、主に僧侶から神職への質問でしたが、今回は逆に質問を受ける立場です。答える側が異なる宗派なので、それぞれ「私の宗派では…」と回答。僧侶は２名ですが、もしもっと多かったら回答に時間がかかっただろうな、とも思うし、もう少し他の宗派の回答もお出ししたいな、とも思いました。

ディスカッションの後、先日電話取材を頂いたライターさんが「もしかして、 なごみ庵さんですか？」と話しかけて下さったり、木鶏クラブ勉強会で講師をして下さった有働智奘師と再会したり。奇遇な縁が重なってテンションが上がってしまいました。

閉会式後、懇親会へ。なぜか乾杯の発声を頼まれてしまい、緊張。やはり緊張すると、早口になりますね、人間って。

懇親会も大いに語り合って親睦を深め、今回も楽しい会となりました。

そうそう、最後に宣伝。

友人の青江覚峰さんが初の単著を刊行されました。

「料理僧」を自称する青江さんならではの…

『お寺ごはん』

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手に取りやすいサイズで、中はフルカラーでキレイです。

これからの季節に嬉しいお鍋や、デザートのレシピも載っていますのでオススメです。

……よし、宣伝したぞ。

青江くん、今度ご飯作ってね (^_^;)