未来の住職塾 ４回目

「未来の住職塾」は全国各地で開催されていますが、東京では２つのグループに分かれています。グループが違うと普段交流がないので、光明寺さんで合同懇親会が開かれました。

その翌日、再び光明寺さんへ。年内最後の住職塾です。

今までは主として「お寺をどう変えてゆくか」という部分に焦点が当てられていましたが、今回は「その変わっていくお寺で、あなたはどう活躍するか」ということを考えていきます。

「お寺をこう変えたい！」というのは考えやすいのですが「自分をどうする」というのは、なかなか言葉にしづらいものがあります。

今回のキーワードは「リーダーシップ」ですが、これは団体のトップだけに備わっていれば良い、というわけではないようです。

お寺で言えば、住職だけがリーダーシップがあるのではなく、住職夫人・副住職・職員・壇信徒等々それぞれの立場でリーダーシップを発揮すれば、より良い変革がもたらされる、という事になります。

なごみ庵はまだ関わる人がまだ少ないので、５年後１０年後にどういう自分を目指すか。その目標に向かって自分自身にリーダーシップを発揮する、ということが必要なのではないかと思いました。

言い方を変えると、自分の手綱をさばく、自分を乗りこなす、と言えるかもしれません。

また仏教の言葉では「欲望の奴隷にならず、自らの主となれ」というものがあります。

閑話休題。

３回目の宿題で「お寺３６０度アンケート」というものが出されました。お寺を取り巻く人々に同内容のアンケートを出し、集計する、というものです。

檀家さん４名、ご近所２名、近隣寺院２名、寺族（お寺の家族）２名、業務パートナー（仏壇店や葬儀社など）２名、合計１２名。匿名で答えて頂きますので、容赦ないご意見を、とお願いしておきました。

今回、そのアンケート結果が返ってきました。嬉しい言葉あり、気が引き締まる言葉あり、でもなごみ庵を気遣って下さっているお答えの数々に、感謝の念が湧きました。

より一層、精進したいと思います。