臨床仏教公開講座 ２回目

遠方の葬儀に行ってヘロヘロになりつつ、文京区本郷へ。

臨床仏教公開講座の２回目、ご講師は様々な問題を抱えた少年少女を預かって共同生活をしている、NPO法人くだかけ会代表、和田重良先生。

穏やかなお顔、小柄な体、しかも体調をくずしていらっしゃるという事で、最初は力弱い雰囲気でご講義が始まりました。しかし流石に講演の機会が多いようで、徐々に調子を上げながら、ユーモアを交えつつご自身の経験をお話し下さいました。

お寺や僧侶と縁が深いようですが、ご自身は僧籍は持っていらっしゃらないご様子（間違ってたらゴメンなさい）。でも温顔と坊主頭、何よりそのご活動の尊さから、菩薩道を進む方と言って差し支えのないものだと感じました。

今後のご講師陣も、様々なフィールドで仏教を元に活動していらっしゃる方々、まさに「臨床仏教」を実践されている方の講義になるようで、とても楽しみです。

コメント 2

　この表題が、良く考えて決めたもんだと感心させられます。
若手の精神医学者が、現在、相当に熱心に取り
組んでいる領域が、ここですね。ここに記載されている
「少年・少女」は、「問題を抱えている」ではなく、
「疾患を抱えている。」が、最近の先端医療の常識
であり、「彼らに先端医療を受ける権利を、きちんと
与えるべきだ」というのが、医学会の定説・主張と、
サイエンスアゴラのサイエンスカフェで教わりましたよ。
ちなみに、そのとき私は、「あの世は何処にあるのか」と
教わりに行ったのですが。「宮城県仙台市付近には、
余り有力な場所は知られていない。」と、演者の
若手医師から、教わりましたね。
by 長さん (2013-05-22 08:53) 

＞長さんさま
そうですね、確か東北大学だったでしょうか「臨床宗教師」という講座がしばらく前に始まったのは。
もう一歩ふみこんで「臨床『仏教』」です。
by ボーズandカナコ (2013-05-22 14:41)