名古屋でみすゞ&宗派を超えた法話会 [布教所日記]
5月はイロイロありまして、まずは名古屋の本願寺派別院さまにて「金子みすゞ いのちへのまなざし」。
なごみ庵の狭い本堂がびっしりになって、5月だというのにクーラー全開でした。
ご法話の後は、茶話会でご講師に質問が飛び交います。
ハッキリ言って、法話の時間よりも茶話会の方が長くなり、その場で出てくる質問に答えるのですからご講師も大変です。でも皆さん様々な話を聞け、満足していたご様子でした (^_^)
新入社員研修で講演!? [布教所日記]
新入社員研修という、珍しい場でお話しをさせていただくご縁がありました。
「無財の七施について話してほしい」と最初にお聞きした時、福祉関係の会社なのかな? と思いましたが、第一カッター興業さんという土木系の会社。「え? なんで?」と戸惑っていましたが、「この会社はCSRに力を入れてます」とのこと。
CSRを調べてみると「企業の社会的責任」とあり、なんとなく腑に落ちました。
お受けして話す内容を考え始めたのですが、お寺によくいらっしゃる年代はもちろん、「死の体験旅行」参加者の年代よりも若い20歳前後の方々が10名ほどとお聞きし、かなり悩みました。けれど、普段通り話せばいいんだと思い直し、資料を準備していざ当日。
茅ヶ崎駅から車で10〜15分ほど。大きな建物です。
講題の「無財の七施」、その横に「修行」と「修業」の違いを説明する文字を書こうとしていますね。
学生生活での知識の習得は「修業」で、社会人になって以降は終わりのない「人生修行」なんだな、と思いました。
11名の若者(土木の会社としては珍しいことに、2名の女性新入社員がいるそうです)は、午前の入社式と研修に続き、午後の研修としてお坊さんが登場し、少し驚いていました (^_^;)
今回のご縁で、今まで知らなかったCSRについて学ぶ機会になりましたし、また仏教の智慧というものが現代社会に活かされ得るものだと、改めて認識をいたしました。
反省点としては、普段以上にもっと言葉をかみ砕かなくてはならなかったな、ということ。いつも「わかりやすい言葉で」をモットーにしていますが、10代の方もいたということで、どこまで受け止めていただけたか少々不安が残りました。
倶生の碑 合同墓参 [布教所日記]
平成26年秋に完成した「なごみ庵合同墓 倶生の碑」、初の合同参拝に行って参りました。
今回は1体の納骨があり、これで合計2体めのお骨が納まることになります。
出来上がった時も嬉しかったのですが、昨年末に初の納骨をした時、「ただの石碑」から「手を合わせる場所」になったという感慨がありました。
そして今回、別々の家の方が納骨されたことにより、本当の意味で「合同墓=みんなのお墓」になったと、感慨が深まりました。
この世で縁のなかった人も一緒に手を合わせている光景は、不思議な、しかし爽やかな感覚がありました。
お墓参りについては坊守も詳しく書いていますので…
墓参後に食事をした三崎食堂さんの写真を(笑)。
まず、三崎といえばマグロということで、マグロ尽くし定食。
こちらは鰤の刺し身やタタキがこれでもかと乗った、ブリブリ丼!
こちらはエビが豪快な、エビ天丼!
他にも魅力的なメニューがたくさんで、優柔不断な私は迷いに迷ってしまいました (^_^;)
2015年3月の法話会 [布教所日記]
3月の法話会は、バタバタでした。
まず私。
葬儀が入り、昼の法話会ギリギリに帰庵。
叔母に早めに来てもらいお参りの方を出迎えて頂きました。
そして坊守。
お芝居が入って昼の回・夜の回ともに欠席。
いつもは昼の回が終わって帰る叔母に、夜もいてもらいました。
叔母上、フル回転です。
有り難うございました m(_ _)m
なごみ庵初の単独バス旅行! [布教所日記]
三浦霊園になごみ庵の合同墓「倶生の碑」が完成しましたので、その見学を兼ねて初の単独バス旅行に行って参りました!
参加者も自分たちを含め24名もお集まり頂き、爽やかな秋の日、楽しい一日に……
台風18号襲来です (T_T)
そんな天候でしたが、時間通り皆さん揃い、出発。
最初の目的地は横須賀美術館。
特別展「おいしいアート展」はその名の通り美味しそうな食べ物の絵などが展示されていて、思った以上に見ごたえがありました。外は嵐ですが。
そして三浦霊園に到着。もちろん嵐です。
でも風はひどいものの、雨がやや小降りになったので、皆でお墓見学。
※写真は別の日に撮影したものです
その後はグルメ館豊魚さんでお待ちかねの昼食会、刺し身御膳です。
その後は三浦半島突端の城ケ島公園に行く予定だったのですが、この暴風雨ではちょっと無理。
調べてみると、城ケ島に北原白秋記念館というのがあるそうです。探してみるとちょっと分かりにくい奥まった場所にひっそりとたたずむ建物。展示物は少なめでしたが、係の方の説明が上手で、突然大勢で訪れた私たちに親切にして下さいました。
そして帰途。
魚介類のお土産屋さん、うらり
農産物のお土産屋さん、すかなごっそ
2ヶ所続けて立ち寄り、色々買い込んで帰路へ。
大変な天候の中のバス旅行でしたが、翌10月6日は台風直撃でしたので、まだマシだったのかもしれません。
帰ってきてホッとひと息。うらりで仕入れた大ぶりのハマグリで、バス旅行の成功祝いをしました (^_^)
平成26年 秋のお彼岸法要 [布教所日記]
お伝えしておりました通り、秋のお彼岸は「親と子の読み聞かせ 絵本に学ぶ仏さまの教え」と題し、とり行いました。思ったより多くの方々にいらして頂き、またお子さんも予想以上にお連れ頂き、にぎやかなひと時になりました。
お経のお勤めは何にしようか迷いましたが、15分ほどかかる正信偈。幼稚園や保育園のお子さんもいましたが、ルビの部分を一所懸命に読んでくれます。
そして絵本の時間は、じっと絵を観て朗読を聴いています。ちょっと難しい話だったかな〜伝わるかな〜。
朗読の後、短い法話をさせて頂き、その後は茶話会。
頂いたブドウに、坊守お手製のバナナケーキとピーナッツクッキーが2種類。大人も子どもも、よく食べ、よく笑い、よく話しました。
2014年8月のお盆法要 [布教所日記]
7月のお盆法要が思ったより賑やかでしたので、8月は少人数かな…と心配していたら…
7月よりもお参りの数が増えました (^_^)
改めて、日本人はお盆というものを大切にしてきた歴史があるのだな、と気付かされました。
他宗派の一般的なお盆観(あの世の先祖が帰ってくる期間)と浄土真宗のお盆観(先祖を偲びつつ、自分自身が仏教に出逢っていく)に違いはあります。けれど皆で手を合わせ、お経を読み、また法名用箋に書いて頂いた故人の名前を読み上げつつのひと時でした。
法要後は法話をさせて頂き、そしてお茶会。いつもの法話会と違うメンバーも多かったせいか、皆でワイワイ話すというよりは、私が話したり質問に答えたりする時間が長かったです。
来月は、お彼岸。9月23日(火祝)の13時からです。
どんな会にしようか、熟考中です (^_^;)
2014年7月のお盆法要 [布教所日記]
7月13日(日)、なごみ庵でお盆法要が勤まりました。
思えば今まで、法話会兼お盆(お彼岸)法要というのはありましたが、単体でのお盆・お彼岸法要をしていませんでした。法話会や写経会など、仏教の中身を伝える活動には力を注いできましたが、実は「お寺らしい」ことをしていなかったのです (-_-;)
総代さんたちにそれを指摘され、ハッと気付いて今夏からお盆法要をすることになりました。
ご縁の方の法名・戒名を書いて頂く紙も事前にお配りし、いざ当日。
何人いらっしゃるだろうか…と心配していたら、思ったよりも多くのお参りを頂きました!
暑い中、有り難いことです。
皆さんで読経、そして法話の後はお茶会です。
夏によくお供えされるゼリーと、写経会にいらっしゃるSさん直伝の紫蘇ジュースを坊守が作り、皆さまに振る舞いました。
8月のお盆は15日の金曜日、13時です。
どうぞお気軽にご参加下さい (^_^)
毎月の法話会&超宗派法話会 [布教所日記]
2014年5月9日の法話会、昼の部
そして夜の部
さらに5月11日、初めて開催した「宗派を超えた法話会」
ご講師は浄土宗 浄信寺住職 吉田健一師
浄土宗はどんな宗派か、そして吉田師の活動や思いなどお話し頂きました。
あっという間の1時間で、テーマに対して時間が足りなすぎたな…という印象です。
しかし法話終了後、なごみ庵名物の茶話会。
法話の内容を受けて、ご講師に質問が集中砲火。
結局茶話会が2時間近くになってしまい、法話会そのものより長くなってしまいました。
質問を受けて答えるのは非常に大変なことです。吉田さん、本当にお疲れさまでした m(_ _)m
「宗派を超えた法話会」始めます [布教所日記]
前から考えていたのですが、ご縁ある方からの提案を頂き「宗派を超えた法話会」を開催することになりました!!
第1回は5月11日(日)午後2時
ご講師は浄土宗 浄信寺ご住職 吉田健一師です。
(日曜日にお坊さんにお願いするのは大変だったぜ…)
吉田師は私の所属する「自死・自殺に向き合う僧侶の会」の先輩。
元は葬儀社にお勤めという異色のお坊さん。でもとっても暖かい人柄です。
どなたさまもお気軽にお出で下さい〜。